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禁止されたはずの野生動物が「裏メニュー」に 輸入大国・日本にも迫る危険

ヘビ料理店の看板では、名物料理「水蛇粥」の「蛇」の字が布で覆い隠されていた=広東省広州市で2020年12月27日午後5時37分、小倉祥徳撮影
ヘビ料理店の看板では、名物料理「水蛇粥」の「蛇」の字が布で覆い隠されていた=広東省広州市で2020年12月27日午後5時37分、小倉祥徳撮影

 中国南部の広東省広州市。ヘビ料理専門店の看板は「蛇」の文字が布で覆い隠されていた。2020年12月末、記者は名物のヘビ料理を探して市南部の飲食街を訪ね歩いた。「政府が禁止してからもう売ってない」。専門店の多くが口をそろえる中、ある店で中年女性が声を潜めて「密猟業者から購入を持ちかけられることはある」と漏らした。市内には500グラム150元(約2300円)程度で、ヘビ肉を煮込んだおかゆ「水蛇粥」や唐揚げなどの「裏メニュー」をひそかに出し続ける店もあるという。

中国で根強い野生動物食べる習慣「野味」

 世界の死者が180万人を超えた新型コロナウイルスの最初の集団感染は、湖北省武漢市の海鮮市場で発生した。市場では、野生動物も売っていたとされる。野生動物がウイルスを媒介した可能性があるため、中国全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会は20年2月、野生動物を食べる「悪習」の廃止と野生動物の全面的な取引禁止を決めた。だが、国営中央テレビなどによると、…

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