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群馬県富岡市で4日、予約制のデマンド型乗り合いタクシー(通称・愛タク)の運行が始まった。市民は1回100円で、市内全域に設けられた約300カ所の停留所間を移動できる。予約状況に応じてAI(人工知能)が最も効率的な運行ルートを作成する。停留所の数はこれまでの定期運行型の時から倍増させ、利便性を高めた。
富岡市ではこれまで、決められた路線を時刻表通りに運行する定期運行型の乗り合いタクシーを運行してきたが、利用者は伸び悩んでいたという。そこで、予約があった場合のみ、乗客が指定した停留所間を運行するデマンド型を新たに導入した。7人乗りのミニバン6台(うち2台は車椅子のまま乗車可能)を予約状況に応じて配車。上信ハイヤー(本社・高崎市)と日本中央交通(同)の2社が運行を請け負う。
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