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南米ベネズエラの反米左派、マドゥロ大統領の与党が圧倒的多数を占める国会(1院制)が5日、開会した。新しく選出された国会議員の任期は5年間。マドゥロ氏は、自身が唯一、掌握できていなかった国会をコントロールすることで、さらに独裁色を強める。
与党は昨年12月上旬の議会選で約9割の議席を確保。野党指導者グアイド国会議長が率い、国会の多数派を占めていた野党連合は「不正が行われる」と訴えて、ボイコットした。野党連合は12月下旬、当時現職だった議員任期を1年間、延長することを国会で決議した。
ポンペオ米国務長官は5日、「ベネズエラ唯一の民主的代表者」として、引き続きグアイド氏が暫定大統領であることや、野党側が議員任期を延長した国会が有効だと認める声明を発表した。与党は中国やロシアの支援をもとに議会運営を継続する構え。「二つの国会」が並行して存在する異常状態が続くとみられる。【サンパウロ山本太一】
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