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第100回全国高校ラグビー

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花園決勝で「最後の笛」 トップレフェリー引退 中学教頭と二足のわらじ

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夜の公園で試合をイメージしながら体を動かす加藤真也さん=京都市右京区で2021年1月4日、猪飼健史撮影
夜の公園で試合をイメージしながら体を動かす加藤真也さん=京都市右京区で2021年1月4日、猪飼健史撮影

 第100回全国高校ラグビー大会で国内五指に入るトップレフェリーの一人が9日の決勝戦で笛を吹き、一線を退く。日本ラグビー協会公認のA級レフェリーで京都市立洛南中の教頭の加藤真也さん(45)。「記念大会の決勝戦なのでトップ中のトップレフェリーに」と主審に指名された。

 4日午後6時。薄暗い西京極総合運動公園(京都市)で、地面に埋め込まれた石造物をグラウンドのラインに見立て、試合をイメージしながら審判の動きを確認していた。2020年4月から教頭の職に就き、仕事が終わると自宅近くの公園で体を動かす。新型コロナウイルス感染拡大の影響で「今季は試合が少ないので」とイメージトレーニングで試合感覚を鈍らせないようにしてきた。

 京都市出身。嵯峨野高から進学した天理大のラグビー部で小松節夫監督から指導を受け、ラグビーの見方が変わった。ポジションはSO。筑波大との定期戦のキックオフで高い軌道のキックを繰り返した。味方のボール奪取を狙ったものだが一度も成功しなかった。試合後、小松監督から「なぜ流れを変えるようなことをしなかったのか」と指摘された。「熱くならずにラグビーを見る姿勢、俯瞰(ふかん)することを学んだ経験はレフェリー…

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