- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷
日銀横浜支店は2020年12月の県金融経済概況を発表した。景気について「新型コロナウイルスによる下押しの影響が残るものの持ち直している」と前回の基調判断を維持した。生産で持ち直しがみられるが、新型コロナウイルス感染者の増加で飲食や宿泊などのサービス業などで下振れのリスクが大きいと分析している。
生産は素材関連や輸送機械、電気機械で持ち直しており、全体として「持ち直している」と判断を一歩進めた。輸出は中国向け原動機や非鉄金属、自動車部品などが増加し「コロナによる下押しの影響が残るものの持ち直している」と前月の判断を維持した。
設備投資は高めの水準で推移しているものの製造業の一部で収益悪化に伴い投資を先送りする動きがみられるとして判断をやや下方修正し「今後の推移について新型コロナの影響に注意する必要はある」との見方を示した。
この記事は有料記事です。
残り384文字(全文750文字)