- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

お正月にもうどんを食べてもらおうと、真っ白いうどんに赤い食材を添え、紅白の彩りでめでたさを表現した「年明けうどん」。県内では多くの店舗で提供されており、全国各地の年明けうどんを集めたイベントが開かれるなど活動も広がっている。本場さぬきうどん協同組合理事長の大峯茂樹さん(72)は「幸福を願いながら、正月から縁起の良いうどんを食べてもらいたい」と語る。
年明けうどん発案のきっかけは、2008年に世界の麺料理を集めて県内で開かれたイベント「世界麺フェスタ」。さぬきうどんも出店し、大峯さんが大会後の反省会で、大みそかに全国で食べる風習がある「年越しそば」のように、年が明けたら食べるうどんをPRしようと提案。その後、同組合などの団体でつくる「さぬきうどん振興協議会」が「年明けうどん」として提唱した。
この記事は有料記事です。
残り519文字(全文869文字)