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あつまれ!四国人の味

四国各地の昔懐かしい、郷土の一品・食材を紹介します。

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高知 田舎ずし 冷凍技術で販路拡大 山のごちそう、全国へ /四国

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ミョウガやシイタケ、タケノコなどが乗った田舎ずしを手に笑顔の浜渦祥子さん=高知市で、郡悠介撮影
ミョウガやシイタケ、タケノコなどが乗った田舎ずしを手に笑顔の浜渦祥子さん=高知市で、郡悠介撮影

 すしのネタと言えば魚介類が定番だが、高知では山菜類を使った郷土料理「田舎ずし」もおいしい。かんきつ類の果汁を使った爽やかなシャリの上に、高知県内で採れるミョウガ、シイタケ、タケノコといった山の幸が乗った形が基本。2020年にはおいしさを損なわずに冷凍する技術が開発され、県外のみならず海外にも売り出す動きが活発化している。

 県や有識者でつくる官民組織「土佐寿司(ずし)を盛り上げる会」(高知市)の三谷英子代表(72)などによると、田舎ずしが作られ始めた時期は不明だが、魚が捕れない山間部を中心に昔からごちそうとして食べられていた。名前は1986年、高知県津野町(旧葉山村)の女性たちが「ふるさとおにぎり百選」にタケノコなどを乗せたすしを出品する際、具材が山で採れるため「田舎ずし」と名付けたのが始まりという。

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