サンマ水揚げ、最低2.9万トン 昨年27%減 歴史的不漁続く

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北海道根室市の花咲港に水揚げされたサンマ=2020年11月
北海道根室市の花咲港に水揚げされたサンマ=2020年11月

 全国さんま棒受網漁業協同組合(東京)は6日、2020年の全国のサンマ水揚げ量は前年比27%減の2万9566トンだったと発表した。記録が残る中での最低となった19年を大きく下回り、2年連続で歴史的不漁に直面した。「秋の味覚」として親しまれてきたサンマの資源回復の遅れが鮮明となった。

 港別の水揚げは、最も多い花咲港(北海道)が47%減の8616トン、2位の大船渡港(岩手県)が3%減の6238トン。特に北海道の減り幅が大きかった。組合の大石浩平専務理事は「漁場が遠く、非常に厳しかった。少しでも好転しないと産地は干上がってしまう」と話した。

 産地市場での卸売単価は供給減を背景に前年比1・5倍の10キロ当たり4804円と高止まりし、水揚げ金額は1・1倍の142億207万円に上昇した。

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