子宮頸がん細胞、子に移行 産道通る際に羊水吸い がんセンター確認

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
写真はイメージです=ゲッティ
写真はイメージです=ゲッティ

 母親の子宮頸(けい)部にあったがん細胞が子どもに移る現象を、国立がん研究センターなどのチームが確認し、7日付の米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に発表した。産道を通って生まれる際にがん細胞を含む羊水を吸い込んだとみられ、子どもはその後、肺にがんを発症したという。チームは、HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン接種による子宮頸がん予防の重要性を訴えている。

 子宮頸がんの移行が認められたのは母子2組で、男児2人は1歳11カ月と6歳の時に肺にがんがあると診断された。臨床研究として男児のがんの遺伝子を分析すると、子宮頸がんだった母親のものと配列が一致。性染色体も女性のものだった。さらに、子宮頸がんのタイプも同じ種類だった。

この記事は有料記事です。

残り337文字(全文663文字)

あわせて読みたい

注目の特集