同胞への思い音楽に乗せて 詩人・金時鐘さんと韓国出身ラッパーがコラボ

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
金時鐘さん(右)の自宅を訪れたモーメントさん=奈良県生駒市で2020年10月19日午後2時2分、田中なつみ撮影
金時鐘さん(右)の自宅を訪れたモーメントさん=奈良県生駒市で2020年10月19日午後2時2分、田中なつみ撮影

 在日コリアンの詩人、金時鐘(キムシジョン)さん(91)=奈良県生駒市=が1950年の朝鮮戦争開戦前夜、民族分断回避への願いや日本で暮らす同胞らの厳しい境遇を思ってつづった詩「夢みたいなこと」が、約70年の歳月を経て韓国出身のラッパーの手でよみがえった。「分け隔てなくみんなが平等に暮らす」世の中に。新たな願いを乗せた曲は、新型コロナウイルスの感染拡大で差別や偏見と隣り合わせの現代社会へ投じる“一石”ともなりそうだ。

 曲は、Moment(モーメント) Joon(ジューン)さん(29)の「TENO HIRA with Japan」。2020年12月末からインターネットの音楽配信サイトなどで提供されている。

この記事は有料記事です。

残り599文字(全文903文字)

あわせて読みたい

注目の特集