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ぐるっと東日本・アートを歩く

芸術さんぽ 玉堂美術館(東京都青梅市) 奥多摩の景色と符合 /東京

 青梅市の西端、JR青梅線の御嶽駅から歩くこと5分。目の前に多摩川の清流、視線を上げれば奥多摩の山並みという景観もさることながら、数寄屋造りの建物に目を奪われる。

 明治から昭和にかけて活躍した日本画家の川合玉堂(ぎょくどう)(1873~1957年)がほれ込み、余生を送った御嶽に建つ個人美術館。現代数寄屋建築の大家・吉田五十八(いそや)(故人)が設計した。

 玉堂は輪郭線に沿って水墨をぼかす「隈取(くまど)り」で日本の風景を一心に描いた。働く人やその生活が多くの作品に登場する。代表作「朝江炊煙(ちょうこうすいえん)」は船上で作業する人と家からたなびく炊事の煙が印象的だ。玉堂の遠縁に当たる新井梨里子主事は「人と自然への愛情が絵に表れている。玉堂作品は働く人の姿に着目すると味わいが増す」と教えてくれた。

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