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心の眼

視覚に障害がある佐木理人記者が、誰もが不安を和らげ希望につながるような報道とは何かを考えます。

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行動も生むメディア=点字毎日記者・佐木理人

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 昨年末、うれしい知らせが届いた。内閣府などが障害者週間にあわせて募集した「心の輪を広げる体験作文」コンクールで当コラムを題材にした作文が優秀賞に選ばれたのだ。

 受賞したのは、東京に住む高校2年生、石川李津さん(17)の「社会の良心を信じて」だ。私が5月のコラムで書いた自身の駅ホーム転落事故に衝撃を受け、「自分にできる具体的なことから視覚障害者の方を支えたい」と決意を記す。

 石川さんは医師になるのが目標だ。「患者が夢をかなえるための支えになりたい」という。学校から帰ると新聞を開き、医療や福祉の記事を中心に目を通す。ある記事で簡易防護服を手作りして病院に送るプロジェクトを知り、数百着を医療機関や介護施設に送ったという。

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