会員限定有料記事 毎日新聞
<週刊金曜経済 Kin-yo Keizai>
関西の企業で社員の働き方が変わり始めている。副業やリモートワークなどの活用が進み、新型コロナウイルス禍もあって、時間や場所にとらわれない働き方が広がった。新しい働き方は、社員に柔軟な発想や多様な技術の取得を促す。社員の成長を後押しする企業の動きを追った。【杉山雄飛】
「北海道の地域おこしに関わり世界が広がった」。ロート製薬(大阪市)で広報を担当する小谷美帆さん(30)は生き生きとした表情で語る。小谷さんは、副業として、北海道東部にある浦幌(うらほろ)町の木材製品加工販売会社「バトンプラス」で取締役を務めている。地域おこしにつなげようと、会社の同僚や東京のIT企業社員、北海道の林業事業者ら7人で2018年にこのベンチャーを立ち上げた。全員が副業として関わり、小…
この記事は有料記事です。
残り2413文字(全文2770文字)
毎時01分更新
菅義偉首相の言葉が相変わらず響いてこない。新型コロナウイル…
大阪市を廃止し、四つの特別区を設置する「大阪都構想」の是非…
1月22日に発効する核兵器禁止条約について、アニメーション…