毎日新聞
[PR]
インターネット交流サイト(SNS)大手フェイスブック(FB)は7日、トランプ米大統領の支持者が米議会に乱入した事件を受け、トランプ氏のアカウントを20日の政権移行まで停止すると発表した。トランプ氏が暴動を起こした集団に理解を示す投稿を行ったため、暴力行為を助長する危険があると判断した。解除時期は明らかにしておらず、無期限で停止する可能性もあるという。
マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は7日、ブログへの投稿で「これまでは政治的な言論は可能な限り許容してきたが、民主的な政府への暴動を扇動することに利用されており、現在の状況は根本的に変わった。大統領が利用を続けるリスクがあまりにも大きい」と説明した。
トランプ氏は米議会乱入事件後、暴動を起こした集団に帰宅を促しつつ、集団への共感を示すビデオ演説をSNSに投稿した。これに対し、FBのほか、短文投稿サイトのツイッター、動画共有サイト「ユーチューブ」はそれぞれ投稿を削除。トランプ氏のアカウントについてFBは24時間、ツイッターは12時間、停止する措置を取っていた。
ツイッターは、トランプ氏が暴力行為を助長する投稿3件を削除しない限りアカウント停止を解除しない方針。写真・動画共有アプリのスナップチャットもトランプ氏のアカウントを凍結しており、トランプ氏はこれまで発信手段として多用してきた主要SNSから排除された状態になっている。【ワシントン中井正裕】
毎時01分更新
新型コロナウイルス禍では、世界中でインフォデミック(偽情報…
なるほドリ また「緊急事態(きんきゅうじたい)宣言(せんげ…
水あめを指と和ばさみでさまざまな動物に形作る日本の伝統工芸…