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可愛いだけじゃない 双子のレッサーパンダの一面 旭山動物園

生まれて2カ月足らずで旭山動物園の人気者になったレッサーパンダの双子の動画=ツイッターから

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 動物本来の生態や動きを見せる「行動展示」で全国区の人気、知名度を誇る北海道旭川市の旭山動物園。ツイッターなどで四つの公式アカウントを持つSNSだけでなく、スマートフォンのアプリなど、インターネットを活用した情報発信にも積極的だ。インスタグラムのフォロワーは約8万8000人と昨年4月から倍増。新型コロナウイルスの感染拡大で入園者が減少する中、同園はSNSに全国の動物ファンとつなぐ役割も期待する。

 ツイッターのフォロワーは20万人を超え、動物関連施設では道内有数の多さだ。「飼育員にしか見られないシーンを届けたい」と、寝室にカメラを設置するなどの工夫もあり、動画の再生が1万回を超えることは日常茶飯事。昨年1月24日のキングペンギンの散歩は約11万6000回再生され、「いいね」も約1万2000件だった。

 最近人気なのは、昨年生まれたカバの赤ちゃんと、双子のレッサーパンダ。昨年6月29日に誕生した双子、雄のレンレンと雌のリンリンは、ツイッターでも画像でも約5500の「いいね」がつくほど。8月15日の2頭の動画は約4万8000回再生され、「いいね」も約6000を獲得した。2頭はやんちゃ盛り。特にレンレンは高さ3・5メートルのつり橋の手すりで遊んだり、脱出を防ぐ堀にジャンプしたりし、「冒険ばかりで危険さが分かっていない」と担当する飼育員、鈴木達也さん(28)は苦笑いする。

 放飼場の植物にじゃれたり、母親のシッポをかんだまま引きずられたりと、あどけない行動をみせる2頭だが、鈴木さんは「けんか早く攻撃的」と外見上の可愛さからは想像できない一面も明かす。SNSでは、こうした野生本来の姿も伝えるという。

飼育員が差し出したエサを食べるレッサーパンダのレンレン=北海道旭川市の旭山動物園で2021年1月5日午前、渡部宏人撮影

 「ありのままが伝えられる」とSNSの発信力に期待する坂東元園長(59)だが、「人がいないのは動物にもマイナス。適度の刺激、ストレスがあったほうがいい」と話す。飼育員も思いは同じ。入園者が生で動物たちに接することができるよう早期の収束を祈る心で待つ。【渡部宏人】

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