避難所向け簡易ベッドを官民が共同開発 耐水性あり消毒可能 茨城・境町と2社
- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

茨城県境町とメーカー2社が、災害時の避難所向けに耐水性がある折りたたみ式の簡易ベッドを共同開発した。素材は合成樹脂のポリプロピレン。新型コロナウイルスの流行で避難所での除菌が必須になったことを受け、アルコール消毒などの湿気に強く、繰り返し使えるのが特徴という。企画した同町山崎の段ボール製造会社「赤荻製作所」が、町に10セットを寄贈した。
製作したのは、梱包(こんぽう)材に使われる気泡シート「プチプチ」で知られるメーカー「川上産業」(本社・東京都千代田区)。町と2社が知恵を出し合い、三つの箱を並べて組み立てるタイプを考案した。分割すれば、それぞれテーブルや椅子に転用できる仕組みだ。
この記事は有料記事です。
残り254文字(全文548文字)