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阪神大震災

1995年1月17日に発生した阪神大震災。戦後初の大都市直下型地震が残した教訓・課題は今――。

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6歳で亡くなった娘「もう一度夢に出てきて」 阪神大震災26年、遺族が思い

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阪神大震災の遺族代表として言葉を述べることが決まり、当時を振り返る加賀翠さん=神戸市中央区で2021年1月7日、望月亮一撮影
阪神大震災の遺族代表として言葉を述べることが決まり、当時を振り返る加賀翠さん=神戸市中央区で2021年1月7日、望月亮一撮影

 17日に神戸市中央区の東遊園地で行われる「阪神大震災26年追悼の集い」で、当時6歳の長女桜子ちゃんを亡くした日本舞踊師範、加賀翠(みどり)さん(65)=神戸市東灘区=が遺族代表として追悼のことばを述べる。7日に記者会見した加賀さんは「震災では多くの人に助けられ、私もできることをしたいと思った。コロナ禍でも何とか頑張っているよ、と娘に伝えたい」と話した。

 震災で木造2階建ての自宅が全壊。桜子ちゃんは1階で祖父母と就寝中に生き埋めになり、一人だけ亡くなった。祖父の幸夫さんは助けられなかったことを悔やみ、再建した自宅脇に桜子ちゃんに似せた童観音を建て供養を続けたが、2009年、がんのため75歳で亡くなった。

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