駆け出し時代のケーシー高峰、内海桂子・好江…「東京漫才発祥の地」栗友亭が姿消す

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かつて栗友亭があった建物は部分的に解体され、ここで往時の面影を見つけることは難しい=荒川区南千住7で、2020年11月20日午後0時15分、川村咲平撮影
かつて栗友亭があった建物は部分的に解体され、ここで往時の面影を見つけることは難しい=荒川区南千住7で、2020年11月20日午後0時15分、川村咲平撮影

 「東京漫才発祥の地」と称された演芸場「栗友亭(くりともてい)」(荒川区南千住7)が、周辺の再開発に伴ってひっそりと姿を消した。1955年に開場したが、テレビの普及に押され約4年で営業を終了。建物は2020年4月に取り壊された。短期間だったが、往年の人気スターが駆け出し時代に技を磨いたとあって、往事を知る住民からは懐かしむ声が聞かれた。【川村咲平】

 南千住駅西口から徒歩数分。栗友亭は「コツ通り」の愛称で親しまれる吉野通り沿いの「栗本商店」2階にあった。経営者の栗本友爾さん(故人)が自宅兼雑貨店を改装し、こけら落としは1955年元日だった。栗本さんが当時を回顧した「三瑞(さんずい)同窓会誌」によると、「朝鮮戦争も終わって不景気だったので、寄席でもやれば町がにぎやかになるだろう」と考えたという。

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