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進む千葉2021

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/6 「走る第2の家」未来変える トランピングカー製作 中臺友章さん /千葉

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PINという居住空間を製作する中臺さん。物作りにはいつでも夢中になれる=千葉市中央区で2020年12月4日、山田利和撮影
PINという居住空間を製作する中臺さん。物作りにはいつでも夢中になれる=千葉市中央区で2020年12月4日、山田利和撮影

 県内を襲った2019年9月の台風15号。市原市のゴルフ練習場の鉄柱が倒れ、友人の実家が損壊した。友人の両親は避難所に身を寄せたが、家族同様のペットは入ることができずにいた。中臺友章さん(34)=千葉市中央区=は軽トラックで駆け付け、荷台に載せていた居住空間を降ろし、ペットとともに過ごしてもらった。キャンプに使うため自作したものだったが、「助かった。本当にありがとう」と感謝され、「これほど人の役に立つとは」。喜びが込み上げ、涙がこぼれた。

 実家は祖父の代から鉄工所を営んでおり、物作りを身近に感じて育ち、県立京葉工業高校(同市稲毛区)に進学。卒業後は、放送中継車や救急車など特殊車両メーカーを経て、ディズニーランドのアトラクションも作る機械加工会社に勤務。物作りが仕事となった。

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