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2021年、今夏には延期された東京オリンピックが控えている。開催まで約7カ月と迫ったこの期に及んでも、誰一人として当初の通り盛大に開催できると手応えをつかんでいる者はいないだろう。だが、ここで考えてみてほしい。この有事にそもそもオリパラを「盛大に」開催する必要があるのだろうか。五輪は本来、オリンピズムを実践・体現するためのセレモニーであったはずだ。そのオリンピズムを改めて以下に示そう。
「オリンピズムは肉体と意志と精神のすべての資質を高め、バランスよく結合させる生き方の哲学である。オリンピズムはスポーツを文化、教育と融合させ、生き方の創造を探求するものである。その生き方は努力する喜び、良い模範であることの教育的価値、社会的な責任、さらに普遍的で根本的な倫理規範の尊重を基盤とする」(五輪憲章「オリンピズムの根本原則」第1条)
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