- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

熊野市有馬町の洋菓子店「Monimage・もんいまぁじゅ」で、鈴鹿市の日本酒「作」の酒かすを使って作った「作チーズケーキ」が、農水省が主催するフード・アクション・ニッポンアワード2020の入賞100産品に選ばれ、注文が増えている。「作」の香りと濃厚なクリームチーズが調和したケーキは、アルコール成分を含まないため食べやすく、酒の風味が男性にも好評。高級感あるパッケージに加え、冷蔵で保存も利くため贈答品に好まれるようだ。
かつて社会人野球のホンダ鈴鹿に所属したというオーナーパティシエの浜口佳丈さんが2003年に開業。県の特産品を使って三重や熊野をPRし、地域が活性化する菓子を作りたいと考え、16年に開催されたG7伊勢志摩サミットの乾杯酒に選ばれた「作」や熊野市の特産品でかんきつ類の「新姫」を使った洋菓子を作り始めた。
この記事は有料記事です。
残り320文字(全文682文字)