第100回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社など主催)は最終日となる9日、東大阪市花園ラグビー場第1グラウンドで決勝があった。初の決勝進出を果たした府代表の京都成章は、前回大会を制した桐蔭学園(神奈川)と戦い、15―32で敗れた。前半は10―10と同点で折り返したが、後半に立て続けにトライを奪われるなどリードを広げられた。第85回大会の伏見工(現京都工学院)以来の府勢優勝、そして京都成章にとって初の優勝はかなわなかったが、試合終了間際に意地のトライを決めるなど、聖地・花園にフィフティーンは京都成章のラグビーを刻みつけた。【中島怜子】
京都成章は前半2分、FB辻野がペナルティーゴール(PG)を成功させて3点を先制。19分にはトライとキックを決められて逆転されるが、その後は巧みなパス回しや粘り強いタックルで相手の攻撃を防ぐ。終盤の30分には、ロック本橋がゴールライン寸前まで突っ込み、SH宮尾がチーム初のトライ。キックも成功して10―10と同点に追いつき、試合を振り出しに戻した。
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