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徳島市のカフェダイニング「terrace38」で、フィリピン料理を振る舞うフィリピン人のサイリル・ベダンニャさん(29)は、正月になると母が作ってくれたフィリピン風スパゲティと、ひき肉入り揚げ春巻き「ルンピア」を紹介してくれた。新型コロナウイルスの影響で香港に住む両親と約1年会えていないが、新型コロナが収束し、家族との食卓を待ち望んでいる。
フィリピンのスパゲティは太麺で柔らかく、ファストフード店で出るほど身近だという。ソースは、ソーセージや細かく刻んだ野菜、トマトピューレに加え、バナナが原材料の「バナナケチャップ」を使う。赤いがトマトは使っておらず、トマトケチャップより甘みが強い。フィリピンでは一般的で、terrace38で作るソースにも使う。日本人の口に合うように甘さ控えめに作られるが、ミートソースより甘口だ。
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