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ストーリー

松葉づえのカメラマン(その1) スクラムをもう一度

 東京・渋谷のライブハウスは新型コロナウイルス対策で何台もの空気清浄機が並んでいた。東京都在住のカメラマン、シギー吉田(本名・吉田茂樹)さん(56)は「マツコ」と名付けた相棒の松葉づえに迷彩ズボンのお決まりのスタイルで現れた。「転んで何度も骨折してるし、よくカメラマンやってるなって思うね。でも工夫すれば撮れるものってあるから」と笑った。

 11月30日夜。ステージに立つのは大ファンであり、伝説的ロックバンドと称される「頭脳警察」のPANTAさん。20年近く撮り続け、いつしかバンドの公式カメラマンになった。「本気出すからね」とつぶやくと、風変わりな男に目を落とす観客をよそに、床をはいながらシャッターを切り始めた。泥にまみれた10代の頃から強気でがむしゃらに歩んできた。

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