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昨年11月に起きた事件が、年が明けた今も心を離れない。路上生活をしていた女性が、東京都渋谷区のバス停で、近所に住む男に殴られて亡くなった事件である。
被害者は大林三佐子さん64歳。昨年の春ごろから幡ケ谷のバス停で夜を過ごしていた。終バス後の午前2時ごろにやってきてベンチに座り、早朝に去っていく。キャリーバッグを持ち、身なりは整っていたという。
事件が起こったのは明け方の4時ごろで、石などを入れたポリ袋でいきなり殴られた。傷害致死容疑で逮捕された男は46歳で、「路上生活者にどいてほしかった」「痛い思いをさせればいなくなると思った」などと供述しているという。
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