鬼滅の刃とコラボ 元アイドルの「鬼師」、瓦制作に“全集中” 愛知

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鬼師の伊達由尋さん=愛知県高浜市春日町の工房で2020年12月8日、渡辺隆文撮影
鬼師の伊達由尋さん=愛知県高浜市春日町の工房で2020年12月8日、渡辺隆文撮影

 日本三大瓦の一つで、国の伝統的工芸品「三州鬼瓦工芸品」の産地として知られる愛知県高浜市。その工芸品を制作する「鬼師」と呼ばれる職人と、一大ブームを巻き起こしているアニメ「鬼滅の刃」がコラボした登場人物の瓦モニュメントが同市役所玄関前に展示されている。モニュメントを制作した鬼師の一人が伊達由尋(ゆひろ)さん(27)。元地域アイドルという異色の経歴を持つ。今は長年受け継がれてきた鬼師の技能向上に専念する日々だ。

 父親が経営する鬼瓦製造会社「伊達屋」に高校卒業と同時に入社。瓦制作の基礎から学んだ。その傍ら、18歳の時に県内の地元アイドルグループに参加。地元のイベントなどで歌や踊りを披露した。ただ、どうしても歌や踊りの出来栄えを他人と比較したり、競い合う意識が生まれた。「競争するのは自分には合わない」と思うようになった。20歳で脱退、家業に専念することにした。

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