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ちばの底力

県内初の地ウイスキー製造 須藤本家 自噴の名水で香り良く /千葉

地下500メートルから自噴する久留里の水を使った「房総ウイスキー」を手にする須藤正敏さん=千葉県君津市で2021年1月5日、浅見茂晴撮影

 環境省による「平成の名水百選」に県内から唯一選ばれた君津市の「生きた水・久留里」。この水で、県内初の地ウイスキー「房総ウイスキー」を売り出し、評判を呼んでいる。

 創業は1885(明治18)年。大正時代に現在地に移り、敷地内の自噴水で仕込んだ清酒を「天乃原」ブランドで売り出し、全国新酒鑑評会で金賞を受賞した。約15年前には、焼酎の製造に乗り出した。土地ならではの酒造りにこだわるとともに、地域活性化も兼ねて地元や県内在来種のサツマイモや大豆などを使い、伝統に独創性を加えたユニークな焼酎を世に送り出してきた。が、急過熱した焼酎ブームは反動で一気に下火になった。

 5代目の須藤正敏さん(71)が知人からウイスキー造りを持ち掛けられたのはそんな5、6年前。焼酎と同じ蒸留酒のため、設備を生かせると考えたが「やりたくなかった」。新たな設備投資などに加え、日本酒からは大きな転換となることが二の足を踏ませた。とはいえ日本酒離れは止まらない。意を決して踏み出した。

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