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酔いしれて山陰

/5 鳥取・境港 千代むすび酒造 妖怪コラボで地域振興 /島根

「岡空本店」に立つ岡空晴夫社長=境港市で2020年12月7日午後3時半、柴崎達矢撮影

 観光名所「水木しげるロード」に面して「千代むすび酒造」(鳥取県境港市大正町)は酒蔵などを構える。自社商品を売る「岡空(おかそら)本店」もあり、隣に試飲バー「角打ち」も。妖怪たちのブロンズ像と共に町を見つめ続ける。現社長は5代目の岡空晴夫さん(71)だ。

 岡空家は境港市上道町の庄屋(しょうや)だったが、米が余るため1865年に酒蔵を始めた。港近くの中町を経て1920年代に現在地へ。昭和初期、3代目の林太郎が大阪で見た人形にちなんで名付けた「千代むすび」を売り出す。「永遠の人と人とのつながりを作りたい」との思いが込められたという。

 1945年4月23日、境港市の大正町岸壁で旧日本陸軍の徴用船「玉栄(たまえ)丸」が爆発した事故による爆風で岡空本店も建物のほとんどが壊れた。戦後、4代目の昇が兵役から戻り再建。54年に社名を「千代むすび酒造」に改め法人化した。しばらく売り手市場だったが、やがて灘(兵庫県)や伏見(京都府)の大手との競争にさらされた。

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