記者室のモニターに黒83が映し出されると「もう普通の手じゃダメということですか」「イソさんらしい手だね」と面白がる声が続いた。黒83で普通に打てばイの備えである。加藤九段は「あえて白86と切らせて、黒87から89と打った方が白大石に迫っているということでしょう。黄さん独特の勝負勘です」と分析した。
両者の波長は合っている。黄が勝負手を放てば一力は驚くことなく厳しく反撃して、どんどん険しくなっていく。白92は形を崩す痛打である。白94から98と押し出しては黒の方が分解しそうに見える。
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