メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

核兵器禁止条約発効~私の思い

水爆実験が残したもの マーシャル諸島で暮らした映画監督が伝えたいこと

インタビューに答える映画監督の大川史織さん=東京都台東区で2020年12月24日、内藤絵美撮影

 大川史織さん(32)は南洋・マーシャル諸島を舞台にしたドキュメンタリー映画を製作して戦争の爪痕を伝えてきた。マーシャルには米国が水爆実験を行ったビキニ環礁があり、3年間移住した際には、今も現地の人々の心身に深刻な影響を及ぼしていることを感じたという。核兵器がもたらすものを見つめてきた大川さんの思いを聞いた。【聞き手・竹内麻子】

 私が日本人以外の被ばく体験について知りたいと思ったのは、高校3年だった2007年です。当時、核や環境の問題に関心があり、ビキニ環礁の水爆実験で知られるマーシャルのスタディーツアーに参加しました。1946年から58年にかけて米国による核実験が67回も行われました。

戦争の記憶伝える理由

 7歳の時にビキニの水爆ブラボー実験を体験した60歳(当時)の女性は「いつも体調が悪くたくさんの薬が手放せない」と話していました。死産を何度も経験し、養子をもらったそうです。…

この記事は有料記事です。

残り1157文字(全文1551文字)

竹内麻子

2013年入社。長崎支局、広島支局を経て、18年から東京・社会部。核問題や戦争の継承などの平和取材の他、ジェンダーにも関心を持って取材している。

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ファミマ・お母さん食堂に異議 声上げた高校生に「慎吾ママ」生みの親がエール

  2. GoTo客受け入れ8宿泊施設で5人以上感染 10月下旬までに 情報公開請求で判明

  3. 二つの支持率が占う菅政権の今後 政権運営力低下を無情にも示すその「差し引き」

  4. トランプ氏の弾劾裁判、「2月第2週」開始 上院の民主と共和が合意

  5. 新型コロナ 本当にデタラメなのか 河野太郎行革相が批判したNHKワクチン報道を検証した

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです