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「紙半」の屋号で江戸時代に財を成した紙半豊田家所蔵の貴重な古美術品、書画などが楽しめる「紙半豊田記念館」(橿原市今井町3)。その向かいに約260年の歴史を誇る本宅がある。昨年12月下旬、江戸時代の本宅の再現を試みたドールハウスが納品され、本宅の公開スペースで展示されている。制作したのは、市内に工房を構えるドールハウス・ミニチュア作家の「シック・スカート」こと植田定信さん(58)だ。【姜弘修】
「ここまで精巧なものを作っていただき大満足です」と、同館を管理運営する一般社団法人「紙半」の事務局を務める福井真也さん(41)。ドールハウスはミニチュア模型の一種で、建物の外観のみならず内装や小物などを含め、12分の1のスケールを基準に作品を仕上げる。
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