新型コロナウイルス禍の今。刊行されたばかりの「東京脱出論」(ブックマン社)を手に取った。「東京」に対する「地方」で、地元の食を通じた町おこし「A級グルメ構想」の仕掛け人となった島根県邑南(おおなん)町商工観光課長の寺本英仁さん(49)と、地域エコノミストで日本総合研究所主席研究員の藻谷浩介さん(56)との対談本。挑発的とも思える書名に込められた意図を寺本さんに聞いてみた。【萱原健一】
―寺本さんは11年、A級グルメ構想を立案。食と農に取り組む「シェフ」を育て、地元食材を使った料理を町内で提供し、都会から人を呼び込むプロジェクトだ。
この記事は有料記事です。
残り739文字(全文1008文字)
毎時01分更新
◇食卓のメインのドーンと 「今が旬」と聞いて僕が真っ先に思…
吉川貴盛元農相(70)が、大臣在任中に現金500万円の賄賂…
韓国のソウル中央地裁が日本政府に元慰安婦らへの賠償を命じた…