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あつまれ!四国人の味

高知 ウツボ料理 “厄介者”は高級珍味 町おこしにも一役 /四国

ウツボのタタキ(手前)と唐揚げ=高知県須崎市で、北村栞撮影

 鋭い歯を持ち「海のギャング」とも呼ばれるウツボ。グロテスクなまだら模様の見た目も相まって昔からゲテモノ扱いをされてきたが、味は淡泊でクセが無く、さまざまな味付け・調理法に適している。今では高知を代表する高級珍味だ。県中西部の須崎市では「須崎うつぼ学会」という団体まで現れ、町おこしにも一役買った。

 須崎うつぼ学会は須崎商工会議所青年部の有志で作られた。6年間の活動の末、会員の本業の忙しさなどを理由に2019年に解散。ウツボのおいしさを広く知ってもらおうと「うつぼ祭り」などのイベントを開催した。県外からの来場者も多く、町はウツボブームに沸いた。

 須崎うつぼ学会で会長を務めた、水産加工会社「みなみ丸」社長の森光貴男さん(43)によると、須崎市とウツボのつながりは昭和初期にさかのぼる。クエのはえ縄漁が盛んだった池ノ浦地区の漁師にとって凶暴なウツボは単なる“厄介者”で、クエの代わりに引っかかったウツボを長らく自分たちだけで食べていた。戦後、食べ物が少ない時代に山を越えた先にある土佐市戸波に住む人々と物々交換が頻繁に行われるようになり、そこでウ…

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