内閣府が12日発表した2020年12月の景気ウオッチャー調査によると、3カ月前と比較した街角の景気実感を示す現状判断指数(季節調整値)は前月比10・1ポイント下落の35・5だった。悪化は2カ月連続で、新型コロナウイルスの緊急事態宣言下にあった20年5月(15・5)以来の低水準。感染拡大の「第3波」で景況感が急速に悪化している現状が浮き彫りとなった。
基調判断は「新型コロナ感染症の影響により、このところ弱さがみられる」に下方修正。6月から続いた「持ち直し」の表現を削除した。内閣府は「感染再拡大に伴うGoToキャンペーンの停止や会食控えが広がり、業況が悪化している」としている。
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