トランプ米政権は11日、キューバを6年ぶりに「テロ支援国家」に指定した。20日の政権移行直前での再指定は、キューバとの国交回復に踏み切ったオバマ前政権の路線への回帰を目指すバイデン次期政権にとって足かせとなりそうだ。
ポンペオ米国務長官は11日、声明を発表し、キューバ政府がコロンビアの左翼ゲリラ指導者や米国人の殺人指名手配犯をかくまい、テロを助長していると指摘。「国際テロと米国司法の破壊を終わらせなければならない」と訴えた。
再指定によりキューバへの国際投資が縮小する可能性がある。キューバのロドリゲス外相は「利己的で偽善的な指定だ」とツイートし、反発した。AP通信は、指定解除には少なくとも1年以上かかるとの経済評論家の見立てを伝えた。
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