米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は12日、商用の電気自動車(EV)を年内に発売すると発表した。ガソリン車からEVに事業の軸足を移す戦略の一環。開催中の「CES」で打ち出した。
環境分野への投資強化を掲げるバイデン米政権が近く発足予定で、今年のCESは「脱炭素」も重要なテーマだ。IT企業によるEVや自動運転の取り組みも相次いだ。
「新型コロナウイルス禍で物流需要が急増している」。GMのバーラ最高経営責任者(CEO)は環境負荷の低減に向け、商用EV導入の意義を強調した。最初の車両となる「EV600」をまず米物流大手フェデックスに納入し、インターネット通販企業などにも拡販する方針だ。荷物を玄関まで運ぶ電動の台車も開発した。
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