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KDDI(au)は13日、新料金プラン「povo(ポヴォ)」を3月から提供すると発表した。データ容量20ギガバイトで月額2480円(税抜き)とNTTドコモやソフトバンクより安く、大手3社中、最後発の発表で対抗意識をあらわにした。
「NTTとどう戦っていくのかが我々の歴史。最安値を付け、いろんなアイデアを注入できるプランに仕立て上げることができた」。13日、オンラインで記者会見したKDDIの高橋誠社長はこう強調した。
ポヴォは契約などの手続きをオンラインのみで受け付け、今夏からは第5世代通信規格「5G」にも対応する。ドコモの新料金プラン「ahamo(アハモ)」やソフトバンクの新プランはいずれも5分以内の国内無料通話を含んで20ギガバイトで月額2980円(税抜き)。KDDIは若年層を中心に利用が減っている国内音声通話をプランに含めず、シンプルな内容にすることで料金を抑えた。
利用者は必要に応じて、月額500円で5分以内の国内無料通話や1回200円で24時間無制限のデータ通信を追加するしくみ。2020年11月に協業を開始したシンガポールの通信事業者サークルズ・アジアグループのノウハウを活用し、サービスの追加や停止がアプリ上で簡単にできるという。高橋社長は「トッピングという新しいコンセプト」と胸を張った。
KDDIは当初、…
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