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核兵器禁止条約

核兵器開発などを初めて全面的に禁じる核兵器禁止条約が1月22日に発効しました。核軍縮の前進につながるか注目されています。

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核兵器禁止条約発効~私の思い

「核のボタンを持つ為政者 変えるのは市民」 元駐ブルガリア大使・小泉崇さん

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核兵器禁止条約への思いを語る広島平和文化センター理事長の小泉崇さん=広島市中区で、賀有勇撮影
核兵器禁止条約への思いを語る広島平和文化センター理事長の小泉崇さん=広島市中区で、賀有勇撮影

 核兵器の開発や保有、使用を全面的に禁じる史上初めての「核兵器禁止条約」が22日に発効する。だが、米露などの核保有国や、米国の核の傘の下にいる日本は条約に反対する。どうすれば、核のボタンを持つ為政者に核廃絶を決断させ、条約参加国を増やせるのか。外交官として在米大使館にも勤務した元駐ブルガリア大使で、現在は被爆地・広島の原爆資料館を運営する広島平和文化センター理事長の小泉崇さん(69)は、日本をはじめとする世界の「市民の声」に期待する。【聞き手・賀有勇】

 「ブラボー」。核兵器禁止条約の発効に尽力した人々に敬意を表し、快哉(かいさい)を叫びたいと思います。

 核は抑止力を前提とする安全保障の問題として、国と国とで論じられてきました。それが、市民目線で人道的観点から捉える動きが強まり、核兵器を「絶対悪」として禁止する条約につながりました。一方で、…

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【核兵器禁止条約】

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