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大阪・梅田HEP FIVE転落巻き添え 死亡高校生を重過失致死疑いで書類送検

事故現場を調べる捜査員ら=大阪市北区で2020年10月23日、久保玲撮影

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 大阪市北区の商業施設「HEP FIVE(ヘップファイブ)」で2020年10月、高校2年の男子生徒(当時17歳)が屋上から転落し、地上にいた大学生の女性(同19歳)と衝突していずれも死亡した事故で、大阪府警曽根崎署は13日、男子生徒を重過失致死の疑いで書類送検した。

 現場は阪急大阪梅田駅前の繁華街。曽根崎署は、他人を巻き添えにする危険があったのに、生徒が自殺を図って飛び降り、女性を死亡させたと判断した。

高校生が転落し、地上にいた女性が巻き添えになった現場近くに供えられた花束=大阪市北区で2020年10月29日、茶谷亮撮影

 事故は10月23日午後5時50分ごろ発生。生徒は従業員用エレベーターで最上階の10階まで上がり、非常階段で屋上に出たとみられる。同署によると、生徒は数日前から学校を休み、直前にSNS(ネット交流サービス)に自殺をほのめかす書き込みをしていた。遺書はなかった。巻き添えになった女性は、知人と2人で買い物に訪れ、入り口付近を歩いていた。

 施設管理の課題も明らかになった。非常階段のドアは普段、内側に鍵がかかっているが、事故直前、ドアノブ付近を覆うプラスチックカバーが壊されていた。

 事故を受け、大阪市は12月、屋上にある転落防止柵の一部が、建築基準法に定められた高さ(1・1メートル以上)を満たしていなかったとして、施設を所有する阪急阪神不動産に改善を指導した。同社は事故後、ドアの鍵を災害時などにしか開けられない電子錠に交換。今後、柵の高さも2メートルに改修する予定だ。【榊原愛実】

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