16日から初の共通テスト コロナ、体調不良者対策に大学側「ぎりぎりの状況」
毎日新聞
2021/1/13 18:17(最終更新 1/14 12:03)
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新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、大学入試センター試験に代わる初の大学入学共通テストが16、17日に実施される。東京や大阪など11都府県では緊急事態宣言下で本番を迎えることになった。試験会場となる大学は感染症対策に追われている。
「感染症への対応は大変苦慮している」。東京都八王子市の多摩キャンパスが試験会場となる中央大の担当者は準備の苦労をこう説明する。都内の私立大では最大規模となる約2400人が受験する予定だ。
大学入試センターは発熱やせきなどの症状を訴える受験生がいた場合、医師らが新型コロナ感染の可能性の有無を確認し、該当者には追試の受験申請を案内することを求めている。該当者以外で受験の継続を希望する場合は別室か試験室に戻って受けてもらう。中央大は試験監督者を例年より10人以上増やしたが「試験室や監督者の手配がぎりぎりの状況」だという。
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