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女子7人制ラグビー全国大会 審判も女性のみで初開催 埼玉・熊谷

第3回全国U18女子セブンズラグビーフットボール大会で審判を務める池田韻さん(手前左から3人目)=日本ラグビーフットボール協会提供

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 女子7人制ラグビーで、審判も女性だけの全国大会が初めて行われた。2020年10月24~25日に埼玉県の熊谷ラグビー場で行われた第3回全国U18女子セブンズラグビーフットボール大会(日本ラグビー協会主催)で、8人の女性審判が参加した。協会は世界の大会で笛を吹く人材を育てたいと、女性審判の育成に力を入れている。【岡礼子】

 U18セブンズは高校生が対象の大会で、高校ラグビー部やクラブチーム、地域の選抜チームが出場できる。第3回大会は全国から12チームが参加し、計24試合が行われた。

 日本ラグビー協会によると、20年度に協会などに登録している女性審判は30人。全国レベルの主要大会で審判ができるA級審判は1人しかいない。同協会審判部門の白井健三・女子ユニット長は「女子ラグビーは競技自体が認知され始めたばかり。選手人口が増えてきて、レフェリーにも目を向けてもらえるようになってきた」と話す。

 U18セブンズで笛を吹いた早稲田大ラグビー部の池田韻(ひびき)さん(21)は、高校まで選手としてラグビーに打ち込んだが、肩のけがで、大学から審判に。「選手の時はタックルが好きでがむしゃらにプレーしていたが、レフェリーになって試合の流れを考えるようになり、戦略的な面白さに気付いた」。女性審判のみによる試合運営は「普段から交流があり、コミュニケーションが取りやすかった」と振り返る。国内A級を目指し、卒業後も審判を続けるつもりだという。

 ラグビーは1ゲームで7キロ走ることもあり、審判には選手と同等の走力も求められる。女性は結婚・出産後の環境整備も課題だ。協会は全国から優秀な審判5人を選抜し、研修会をするほか、各地で女性審判だけの合宿も実施。選手の母親など、競技経験がなくても審判を目指すケースもあるため、ルール説明会も開いている。

 白井ユニット長は「トップ選手がセカンドキャリアとしてレフェリーを考えるようになればレベルアップにつながる」と、期待を込めて話した。

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