◆美術Ⅰ部門(絵画・彫刻・工芸・グラフィック)「鴻池朋子ちゅうがえり」(アーティゾン美術館) 鴻池朋子さん
広い展示空間を起伏に富んだ「広野」に変えた。コロナ禍で生の実感に飢えていた観客の心身を震わせたと、高く評価された。東日本大震災以降の10年間に自らの手で確かめてきた世界を、鑑賞者を信じてまるごと差し出したような展示だった。
「(展示空間に)どうやって入って、どうやって出て行くかということが、人と作品の出合いだと思う。そんな禅問答のようなことばかり考えていました」と振り返る。
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