ポーランドでは、日本とは年末の過ごし方にいろいろな違いがあります。ほとんどの人はクリスチャンなので、クリスマスは最も価値のある祝日の一つです。12月24日はクリスマスイブ、翌日からはクリスマス休暇と考えられていて、家族が集まり、たくさん食べてプレゼントを交換します。クリスマスイブは特に楽しく、まずゲストをスナックで出迎えるところから始まり、夜空から一番星を探し出します。テーブルに着く準備が整うと、聖書の中からキリスト誕生の一節を読んでから、お互いの健康と繁栄を祈ってオプワテク(聖餅)を分かち合います。ペットにも分けてあげます。すると、動物たちも、人には聞かれないようにですが、イブの夜は人間の言葉で話せるようになると言われています。
テーブルの席は必ず一つ空けておきます。不意に訪れたゲストを迎え入れられるようにするためです。12使徒にちなんだ12以上の料理が出され、全種類を食べないといけません。肉を食べるのは禁止ですが、魚なら食べられます。一番重要な料理は、コイのボイルかフライでしょう。サラダも複数の種類があり、お酒も飲みます。
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