徳川斉昭の足跡たどる 弘道館や偕楽園の資料など60点 県立歴史館で企画展 /茨城

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2万人以上が参加したとされる軍事演習を描いた「追鳥狩図屛風」=水戸市緑町で2021年1月6日、森永亨撮影
2万人以上が参加したとされる軍事演習を描いた「追鳥狩図屛風」=水戸市緑町で2021年1月6日、森永亨撮影

 水戸藩主・徳川斉昭(1800~60)の足跡をたどる企画展「徳川斉昭と弘道館・偕楽園」が県立歴史館(水戸市緑町)で開かれている。斉昭が志した「尊皇攘夷」と、建設に力を注いだ藩校弘道館と偕楽園の関連資料を中心に、60点が展示されている。31日まで。

 優れた人材の育成を目指す、弘道館や偕楽園の理念を記した碑の拓本のほか、斉昭が1840年に始めた軍事演習を描いた「追鳥狩図屏風」などを展示。この演習は後に実業家、渋沢栄一…

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