遊休農地に桃林整備 大月で桃源郷プロジェクト 地元農家ら計画、観光農園目指す /山梨

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
百蔵山(左奥)のふもとの桃林で枝を切る「野草のさと大月加工センター」の亀井好延理事長=山梨県大月市で、山本悟撮影
百蔵山(左奥)のふもとの桃林で枝を切る「野草のさと大月加工センター」の亀井好延理事長=山梨県大月市で、山本悟撮影

 大月桃太郎伝説が残る大月市で、地元農家が中心となって未利用農地に桃の木を植樹する「桃源郷プロジェクト」が進んでいる。既に枝の剪定(せんてい)作業が始まり、来年までに桃林を整備し、観光農園などとして観光客を呼び込む構想だ。【山本悟】

 プロジェクトを進めているのは、周辺地域の農家などが1999年に設立した農業法人「野草のさと大月加工センター」(亀井好延理事長)。百蔵山南麓(なんろく)の緩斜面約1000平方メートルに、2016年から薬用桃の植樹を始め、20年2月までに163本を植えた。今年は20本を追加し、22年度までに計200本の桃林を完成させる計画だ。

 薬用桃は、製薬会社と提携し、種を割って「桃仁」と呼ばれる白色の部分を取り出して乾燥させて販売。漢方薬でもある滋養強壮薬の原料に使われる。また、桃狩りができる観光農園にはウオーキングも楽しめる散策路を整備し、桃の花が咲く3月下旬~4月中旬には利用者が自由に歩いたり寝そべったりできるようにする。

この記事は有料記事です。

残り335文字(全文761文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

あわせて読みたい

注目の特集