聖徳太子没後1400年にあたる2022年に向け、東近江市内でランチメニューが創作された。湖東地区の博物館や観光協会で組織する「鈴鹿山麓混成博物館」がキャンペーンの一環で企画した。同地区で太子と渡来人が交流したと伝えられていることから「聖徳太子近江韓流膳」と命名。3月から団体客などに提供していく方針だ。
安土城考古博物館の元副館長、大沼芳幸さんがアドバイスし、「ファームキッチン野菜花」(東近江市小倉町)の山本弘子さんがメニュー13点を考案した。市内の山麓(さんろく)にある百済寺は聖徳太子開基とされ、周辺では陳皮(ちんぴ)と唐辛子をきかせた「惣祈禱(そぎと)料理」が伝承されている。これに、琵琶湖産のスジエビ入りのチヂミ▽太子が好んだという特産の里芋を使った芋餅▽僧坊酒「百済寺樽(たる)」の酒かす汁…
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