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JR九州の青柳俊彦社長は毎日新聞などのインタビューで、新型コロナウイルス感染拡大による業績悪化について「人の移動に頼りすぎていた」と述べ、物流やITなど鉄道以外の事業を強化する考えを示した。また、赤字ローカル線維持のため沿線自治体との議論が必要だと強調した。【聞き手・石田宗久】
――2020年は新型コロナが経営に大きな影響を与えました。
◆人の移動が急激に落ち、鉄道の客が蒸発してしまった。JR九州グループは鉄道以外にも事業を広げ上場を果たしたが、その成長のすべてが人の移動に頼っていたと非常に反省している。コロナの状況は1、2年では元に戻らないと覚悟している。客が回復しない中で持続的な経営ができる体質づくりが急務だ。
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