長崎大は、新型コロナウイルスの感染拡大や臨時休校が学校現場に与えた影響を調べるため、県内の小中学校の教職員にアンケート(複数回答可)を実施した。約7割が「生活リズムが乱れた子供がいた」「運動不足の子供がいた」と回答するなど、児童生徒に深刻な影響が出ていることが明らかになった。【田中韻】
アンケートは昨年8~9月にインターネットで実施し、全体の25%にあたる2130人から回答を得た。
3~5月の臨時休校後の児童生徒の状況について、約3割が「学習や学力に不安を抱えている子供がいた」と回答。学校教育への不安については「学校行事をどうするか」(76・7%)▽「学級・学校内で子供たちの健康・安全をどう確保するか」(69・5%)▽「学校はますます多忙化していくのではないか」(62%)――の順に多かった。
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