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高速炉「常陽」遠い再稼働 「早くても24年度内」に先送り 停止13年、膨らむ安全対策費

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JAEAの高速炉「常陽」=茨城県大洗町で2017年3月4日、本社ヘリから長谷川直亮撮影
JAEAの高速炉「常陽」=茨城県大洗町で2017年3月4日、本社ヘリから長谷川直亮撮影

 次世代の原発と呼ばれる「高速炉」。国内唯一の高速炉「常陽」(茨城県大洗町)は、10年以上も止まったままだ。日本原子力研究開発機構(JAEA)は、開発の動きを止めまいと再稼働を目指しているが、「2022年度内」としていた再稼働を「早くても24年度内」に先送りする方針を決めた。高速炉の開発は、絵に描いた餅になりつつある。【塚本恒】

 原子炉の開発は、実験段階に当たる「実験炉」で技術の基礎を確認してから、新たに「原型炉」と呼ばれる炉で関連する技術の確立を目指す。それが終わると、今度は「実証炉」と呼ばれる炉を使って経済性を確認する。

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