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国際希少野生動物種に指定され、国際取引が原則禁じられている哺乳類「コミミセンザンコウ」の剥製を売買したとして、警視庁戸塚署は13日、販売した東京都三鷹市の古物商の男性(47)と妻(47)、購入した福島県いわき市の派遣社員の男性(37)を種の保存法違反(譲り渡しなど)容疑で東京地検に書類送検した。
送検容疑は2019年10月8日、インターネット上のフリーマーケットサイトに古物商夫妻がコミミセンザンコウの剥製1体を出品し、派遣社員の男性との間で1万8000円で売買したとしている。3人とも容疑を認め、古物商の男性は「古物商だった父親の遺品整理で出てきた」と供述しているという。当日に警視庁のサイバーパトロールで発覚した。
出品直後、第三者から違法性を指摘する書き込みがサイト上にあったが、古物商の男性に直接メールして購入した派遣社員の男性は「かわいくて諦めきれなかった」と話しているという。
コミミセンザンコウは主にアジアに生息する哺乳類で、全身を硬いうろこが覆っている。【柿崎誠】
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